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社員対談


社員座談会

Respect Affection Production 
~尊敬と愛情で生産する~
“紙加工”の現場で躍動する女性の力 そこから読み解く「RAPで働く」未来

加藤みどり/本社・事務 
(平成3年入社)

髙橋和佳子/本社・製造
(平成11年入社)

秋山小百合/今泉工場・製造
(平成25年入社)

佐野奈々美/今泉工場・製造
(令和2年入社)※派遣社員

 

◆紙の加工って奥が深い(髙橋)
加:本日はお集りいただきありがとうございます。今から小一時間、私たち「ラップ株式会社」について、ざっくばらんに語り合っていきたいと思います。まずは簡単にみなさんのお仕事内容について教えてください。

髙:じゃあ、加藤さんからお願いします(笑)。

加:あ、私から?(笑) ラップ本社の事務職として、クレープ紙をはじめとする産業用紙の受注・出荷を担当しています。取り引き先のお客様とのやり取りがメインですね。気付けばもう30年以上この会社にお世話になっています。個人的には、社員というより嘱託みたいな感じです(笑)。そろそろ次の世代にバトンタッチをしていかないと…とも考える今日この頃です。
髙:私は本社工場でスリット加工を担当しています。簡単に言うと、スリッターというマシンを操作して、紙を切断していく仕事ですね。指定されたサイズ通りにカットするために、紙の質やその日の湿度などを計算して、マシンや刃物の微妙な調整をしていきます。「機械で切るんだから誰でもできる」と思われがちですが、意外と技術や経験が必要なんですよ。

秋:髙橋さんも社歴が長いですよね。

髙:もう23年目ですね。基本的にはスリッターの担当なのですが、状況によって、他の工程を手伝うことも多々あります。これだけ長く勤めていると、流石に一通りの作業はできるようになりましたから。

佐:20年以上やっているなんて、もう職人さんの粋ですね。

髙:スリット加工に限らずですが、紙の加工って奥が深いんです。私も未だに「さっきまで順調だったのに、急に上手く切れない…。なんで?」というケースがありますからね。その都度、原因を探ったりいろいろ工夫をし、そんな経験が積み重なることで、より高度な技術につながっていきます。大変ですけど、そこがこの仕事の面白いところでもありますね。

秋:スリッターの機械を扱えるようになるのには、どのくらいかかるんですか?

髙:マシンの操作だけなら、2~3ヵ月やれば覚えられると思います。ただ、先ほど言った通り、そこからいろいろな経験をして、たくさん失敗を重ねていかないと、お客様のご要望に100%応えられるような技術は身に付きません。もちろん、私もまだまだ修業の途中ですけどね。

加:技術的なこともそうですが、入社してすぐの頃は、紙の種類や製品についてなど、基礎的な知識も覚える必要があります。聞き慣れない専門用語がバンバン出てきますから。

髙:秋山さんと佐野さんは入社何年目になるんですか?

秋:私はパートで7年ほど働いて、2年前から正社員になりました。今泉工場でタオルペーパーの製造を行っています。メインはライン作業なので、流れてくる原紙を包装したり、箱詰めしたりという作業ですね。

佐:私は派遣社員で入社して、現在2年目です。以前は接客業をしていたのですが、コロナの影響もあって「接客とは離れた分野で仕事をしてみたいな」と。仕事内容は秋山さんと一緒で、今泉工場でタオルペーパーの製造に携わっています。
秋:仕事にはだいぶ慣れましたか?

佐:そうですね。工場で働くのは初めてだったので最初は緊張しましたが、先輩方が本当にやさしくて、丁寧かつ的確に指導してくださるので、ストレスなく馴染むことができました。

髙:私たちもそうだけど、何十年と勤めている社員さんが多いから、家族みたいに接してくれるんですよね。俗に言う“アットホームな雰囲気”が染み込んでいる会社なんですよね。土地柄なのかみんな穏やかな性格だし、互いに助け合いや支え合いを大事にしながら仕事をしている気がします。

◆年齢、性別、国籍関係なく、同じ仲間として協力(秋山)
加:女性社員が多いというのもこの会社の特色ですよね。本社もそうだし、今泉工場もほとんどが女性ですよね?

秋:以前は工場長以外全員女性という時期もありましたね。今は半分以上が女性です。年齢層も20~40代までバランス良く揃っていて、みんなすごく仲が良いんですよ。誰かが誕生日の時は即席のプチ誕生日会を開いたり、クリスマス時期にはいろいろ惣菜などを持ち寄って敷地内でパーティーをやったり(笑)。
加:そういうところもすごくアットホームですよね。あと、有給が取りやすかったり、育休・産休制度などの福利厚生もしっかりしているから、長く、安心して働ける職場環境だと思います。

髙:家庭の急な用事とか子どもの学校行事とか「いいよ、いいよ。行って来なよ」って、気持ちよく送り出してくれますよね(笑)。社員ファーストまではいかないにしろ、そういう心遣いみたいなのが会社全体に浸透しているから働きやすいですね。
秋:そうですよね。有給や時短勤務なども柔軟に対応してくださるのでとても助かっています。

佐:あと、ベトナムからの実習生たちも活躍していますよね。真面目で一生懸命な姿が、職場に活気を生み出してくれます。特に女性の多い今泉工場では、力仕事などを率先して引き受けてくれるのですごく助かっていますよ。

加:本社にもベトナム実習生がいますが、努力家だし、すごく頼りになっていますね。

秋:年齢、性別、国籍関係なく、みんな同じ仲間として協力し合い、和気あいあいと仕事ができる体制が整っていますよね。そういう雰囲気もすごく良いなと感じています。

◆じゃあ、正社員目指してみようかな(佐野)
加:これから「ラップで働きたい」という人たちに向けて、先輩方から何かアドバイスはありますか?

髙:「ものづくりが好き」とか「何かを極めたい」という人には向いている仕事だと思います。あとは、何事にも地道にコツコツできる人かな。

加:確かに。あとは、責任感があって、教えられたことに対して素直に取り組める人であれば、問題なくやっていけると思います。

髙:やるべきことをしっかりできるようになったら、若い感性や考え方で“次なるラップ”を創造していってくれると尚良いですね。

秋:工場勤務だとある程度の気力・体力は必要になる思います。加えて、つねに周囲に配慮できる人が求められますね。自分のことだけに集中するのではなく、周囲のこともいろいろ気付ける人だと一緒に仕事をしたいなと思いますね。

髙:まさに佐野さんみたいな人材ですね(笑)。

秋:そうです! 佐野さん、ホントに良い子で仕事もできるので。

佐:ありがとうございます。じゃあ、正社員目指してみようかな(笑)。

◆人間関係が良いから「またがんばろう」って思える(加藤)

加:最後にみなさんの今後の目標について教えてください。

秋:月並みですけど、日々の作業を計画通りに、トラブルなく進めていくことが目標ですね。

佐:私はまだまだ苦手な作業があったりするので、それをできるだけ早く克服して、どんな作業でも一人前にこなせるようになりたいです。
髙:これまでと変わらず、お客様のご要望をしっかりとカタチにしていくことですね。サイズや個数を間違えることなく、スムーズに納期を守ることを意識していきたいと思います。

加:たまに「これは無理でしょ!?」っていう納期がありますからね(苦笑)。でも、それを何とかして間に合わせるよう努力するのも私たちの大きな役割ですから。無理難題を乗り越えられた時の達成感は大きなやりがいになりますよね。

髙:昔、加藤さんと私で、すっごい無茶な納期を間に合わせたことがありましたよね。二人で「私たちすごくない?」って讃え合ったのを覚えています(笑)。

加:ありましたね(笑)。そういう瞬間があるから、多少辛いことがあっても「またがんばろう」って思えるんですよね。やっぱり、この会社の一番の魅力って人間関係だと思うんです。仕事内容に関しては大変なことも多いけど、人間関係が良いから「明日もがんばろう」って思える。反対に、どんなに好きな仕事でも人間関係が悪かったら続かないですからね。

秋:その通りですね。私も加藤さんや髙橋さんと同じくらい長く続けられるようがんばります!

髙:私たちの仕事に少しでも興味のある方は気軽に応募してほしいですね。特に本社の製造は若干人員不足ですので(苦笑)。

加:そうですね。みなさんからのご応募、お待ちしています! それでは以上で座談会終了です。お疲れさまでした!

皆:お疲れさまでした!!!